健康

時間の意味づけ -カレンダーの休日に働く-

miyaはんです。

木々の緑の香りを深呼吸したくなる、いいお天気です。

大型連休もあと4日となりUターンラッシュ予想の報道を目にします。

一方で、お仕事をされている方々も沢山おられます。

お疲れ様です。

miyaはんも、休日出勤のある仕事をしていました。

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、とカレンダーの連休が続く時期、働いていました。

休憩時間に、テレビで観光地や道路渋滞のニュースを見て、年末年始は6年続けて職場で「行く年くる年」を見ていた時期もありました。

なぜか。

年代ごとに変化してきた時間の使い方をまとめてみます。

 

 

【カレンダーの連休中に働いた理由】

① 20代 新人の頃

・職場の先輩が怖くて、休みを希望する雰囲気ではなかった

・休日勤務手当にひかれた

言うまでもなく、新人で仕事もできず先輩に日々迷惑をかけているので、気の弱さも手伝って、休日希望は出せませんでした。

同級生からディズニーランドに行った話や、海外に旅行した話を聞いては、「乗り遅れてる自分」を慰めつつ、「来年こそは休む!」と決意していました。(でも次年も言い出せず)

しかし、休日勤務手当はとても良くて、連休を働いた翌月のお給料が楽しみでした。

実際の仕事はまだまだ先輩を頼る状況でしたが、自分の存在価値が金額として表れていることに誇りを感じていました。

 

② 30代 中堅の頃

・平日には見られない同僚の顔を発見できる楽しみ

・問題発生時に、勤務する職員同士の連帯が生まれ、休日後も続く

・社会を外側から見つめられる感

少し仕事もできるようになって、周りが見えてきます。

多職種で構成される職場だったので、普段挨拶しかしたことのない人と職員食堂で話をする機会があり職場内の自分の居場所が一気に広がりました。

連続して新年を職場で迎えた時期です。

12月のシフトが組まれる時31日に「勤務希望」を記入していました。さすがに、6年連続は会社の上層部の目にとまってしまい、7年目は1月1日にずれました。(ん?大差なし?)

年末年始は、なぜか「事件」が発生します。

問題発生や問題に発展しそうな事案が発生した時は、勤務する職員である程度の解決の道筋をつけなければなりません。

休日勤務の少人数の職員があっという間に集まり、意見を言い合い選択した解決策を上司に報告し、「それでやってみて」のOKが出た時は、平日に経験したことのない連帯感がありました。

失敗することも多々ありましたが、それはそれで連帯が強まるのです。

失敗した後の反省会で、普段は聞くことのできない本音トークをしながら、「ヒトが休んでる休日に、社会のために動いているよね、私たち」の意識を共有していました。

通勤の電車で座れることや、テレビや新聞で報道される休日の様子を見て、社会を一歩外側から捉える感覚を持ちました。

いつも自分のことで一杯で、夢中で過ごした20代から少し成長した時期でした(遅い!(笑))

 

40代 指導者の頃

・連休の流れが読めるので、訪れるお客様への予測対応ができる

・会社全体の動きが見えるので、平日業務への問題提起ができる

一気に「先輩風」になりました。

要は、社会の動きと会社の業務の流れの全体像をとらえて、潜在的な課題を顕在化し問題解決できる。それによって、平日の業務がやりやすくなるってことです。

会社内の人間関係が広がるとともに、仕事もある程度こなせるようになった時、自分の視点が生まれてきました。

休日で感じた問題を問題とせずに、通り過ぎることもできます。

でも、問題かどうかは自分でしっかりと考えて、同じように休日働く同僚に聞いてみて、休日の経験を平日に落とし込んで再び考え、やっぱり問題と結論づけたら、その解決策の検討に向かう。

せっかく、休日に勤務するのだから平日より以上の対価をつけないと。

自分の視点を持ち、コミュニケーションをとり、考えるアタマづくりは、休日勤務手当の数万倍の価値を生み出します。

目の前を過ぎ去る時間への意味づけは、自分次第です。

 

さて、今日はどんな一日にいたしましょうか。

 

読んでくださってありがとうございます。

皆さまにとって、素晴らしい一日となりますように。!(^^)!

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
miyaはん
日本在住の50代女性です。 50歳の誕生日に思い立ち、大学院で学びはじめました。研究にとりくむ傍ら、予備校の講師として仕事する毎日です。これからの人生の輝きを保つための心身の健康づくりをテーマに書いていきます。