健康

ストレスの対処

miyaはんです。

お越しいただきありがとうございます。

 

友人と「職場のストレス」がテーマになり盛り上がりました。

今日は、職場のストレスについて書いてみます。

 

ストレスとは簡単に表現すると、

「生体に、外的な刺激が加わることによってそのバランスが崩れた状態」

と言われます。

単に「外的な刺激が加えられた状態」ではなく、「バランスが崩れた状態」がストレスと呼ばれています。

 

職場のストレス

職場のストレスとしてよくあげられるのは、

① 長時間労働

② 仕事に意義が見出せない

③ 適切に評価されない 等々、よく聞きますね。

誰でも過去に一度は思い当たるのではないでしょうか。

どれも負担になりえますが、特に、②や③が大きなストレスになる可能性がありますね。

ストレスは悪いもの?

日常会話の中で、「○○がストレスでねー」のように言われる時、悪影響をもたらすものとしての印象が強いですね。

しかし、考え方によっては、バランスを崩した状態はそれまでの自分がより成長するためのきっかけとなります。

例えば、繁忙期に仕事が定時に終わらず毎晩10時過ぎまで職場にいる状況とします。

長時間職場にいることで自分の生活のバランスが崩れてしまう。

この状況を「ストレス」と感じ、「こんな職場環境はイヤだー」と考えるのか、「仕方ない」と考えるのかで、その後の展開に差が出てきます。

 

「こんな職場環境はイヤだー」と考えると次のような行動をおこします。

・業務量を調整する

・業務量と勤務時間への正当な評価を求める

・視点を変える

・職場を変える

いずれも、行動を起こすことで何らかの変化が生じます。

同僚と愚痴を言い合うことも、多少は変化をもたらすでしょう。

データを基に上司に相談することが多くの人がとる行動でしょう。

また、視点を変えることは大変な労働環境に巻き込まれている自分を客観視することにつながり、クールダウンできます。

例えば、「昨年と同様にそのうちに繁忙期も終わるだろう。今の状態が永遠に続くわけではない。」とか、

「先週までは日付が変わってからの帰宅だったけど、今週は10時に帰っている。作業効率が上がったかな。」とか、

小さな事実を基にして、最大限のポジティブ思考を展開します。

「どこまで、おめでたい人間なんだ!」と自分の心がささやく声を無視して、無理やりにでも視点を変えます。

ポイントは、「同僚や上司からの評価」といった他者の視点から「よくやってるよ私」の自分視点で思考設定すること。

最後は、職場を変えることも考慮に入れる。

 

「仕方ない」とあきらめ、行動を起こさない(起こせない)人は状況に依存したままの状態が続きます。

確かに、仕事に就いて一定期間は「仕方ない」と割り切り、与えられた仕事を懸命になって取り組むことも必要でしょう。

しかし、経験を積んだ人生の中堅者が状況に「あきらめて」しまうことは、「思考停止」に陥ります。

前に進めなくなる。

「あきらめた経験」がまたストレスとなって心を重たくさせます。

人生で得てきた多くの知恵があるのに、もったいないです。

 

ストレスを変化させるのは自分次第!

結局のところ、

何をストレスに感じてどのように視点を持ち対処行動をとるかは、自分のものの考え方ひとつだろうと思います。

気を付けなければならないことは、

どうしようもなく疲れ果て自分の心がどこに向いているのかわからなくなりそうな時は、迷わず専門家の力を借りましょう。

ポジティブ思考と行動を起こすのも、ある程度の活力が必要です。

活力の水準は、人それぞれ違います。

 

話を聞いた友人の一人は、「早期退職まであと少しだから、言われたことだけをやっていればいいとあきらめている。次の職場のことを考えただけでワクワクするから」と話していました。

ちなみに、毎晩10時まで働いている人です。

 

連休明け、皆さまが職場で明るい気持ちで過ごせますように!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
miyaはん
日本在住の50代女性です。 50歳の誕生日に思い立ち、大学院で学びはじめました。研究にとりくむ傍ら、予備校の講師として仕事する毎日です。これからの人生の輝きを保つための心身の健康づくりをテーマに書いていきます。