自己実現

機会損失を少なくする!【最善の意思決定】

miyaはんです!(^^)!

ご訪問いただきましてありがとうございます。

 

予備校の学生を見ていても、職場の同僚を見ていても、自分を振り返っても、うまくいく人といかない人がいます。

この違いってなんだろうと疑問でした。

うまくいく人といかない人を比較して考えて、一つわかりました。

「機会損失」をしてしまう人とそうでない人がいるのです。

 

その場で求められるふるまいや発言が、生きやすい人生創造につながります。

求められるふるまいや発言は、「おもねる」こととは異なります。

「機会損失」について書いてみます。

 

機会損失とは

機会損失は、簡単に言えば、「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」のことをいいます。 これは、実際の取引(売買)によって発生した損失ではなく、最善の意思決定をしないことによって、より多くの利益を得る機会を逃すことで生じる損失のことを意味し、具体的には、ビジネスや資産運用などでよく起こります。

金融経済用語集より

上記の説明が一番しっくりきたので引用しました。

多くの人がうっかりしてしまうのは、「最善の意思決定をしない」という部分です。

その場で反射的に感情のままに行動してしまう、相手が何を求めているのかを考えずに、自分の思いだけを述べてしまう…miyaはんも失敗します。

 

「最善の意思決定」とは、何でしょうか。

相手の持つ方法を使いながら、自分が求める結果を得ることです。

 

具体例を挙げてみましょう。

 

 

学生のふるまい

苦情を言ってきた学生たちがいます。

授業のあり方、教員の態度、学校運営に関して等々、一見すると「良い学校にしたい」という思いにあふれている内容です。

しかし、一貫して「批判した表現」になっており、挙げた内容がちゃんとしていないから自分たちは勉強に集中できないのだ、という論理です。

関係があるのかないのかわかりませんが、

これらの学生の成績は最下層の位置づけです。

20歳前後では、人生に起こりうる不愉快な出来事はすべて環境や他者のせいにしたくなる未熟さもあるでしょう。

しかし、これから先何十年もの間、社会の中で自分自身が気持ちよく生活していくためには「技」を身につけなければいけません。

一方的な批判や苦情では、相手の思考に入ることはできません。

学生の一人に、こんな指導をしました。

  1. 不満を持つ現象について、自分の見え方を教員に伝えなさい。
  2. 教員の説明を聞き、理解した部分を口に出して伝えなさい。
  3. 学生自身も参加して、不満を持つ現象を起こさずに済む方法を教員に提案しなさい。

 

「最善の意思決定」が③です。

 

不満な状況に学生自身も参加してもらい、一緒に改善していきます。

大概の学生は、ここまで伝えると苦情を言ってこなくなります。

不平不満は、他人事だから気軽に口に出せます。

環境改善の役割は自分にもあることに気が付くと、感情から思考をふまえた行動に移行します。

 

 

職業人としてのふるまい

会議の場で感情的になるヒトがいます。

国会中継を見ていてもそうですよね。

あーあ、大人なのになー、と少し残念な気持ち。

見ているこちらも少々つらくなり、興ざめ感も発生します。

なので、ゴールデンルールは「感情を表さず、淡々と話しをすること」。

 

これができれば、悩まないのですが、miyaはんも苦手💦です。

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心に余裕があるときは、チャレンジもできますが、

時間に追われたり、自分にも反省すべき点が見つかった時などは、

変なプライドが邪魔して、相手を攻撃するような発言をしてしまいます。

…反省だけならサルでもできる…って何か昔のCMでしたっけ?

 

最善の意思決定につながる戦略になるかどうかわかりませんが、

以下に紹介する方法を参考にしてください。

長年、「感情的になりやすい」自分の傾向を分析して開発した攻略法が一つあります。

荒れることが予想される会議前に、反対意見を持つ相手に言葉をかけておく。

例えば、廊下で出会ったときに今日の服装をほめる、先日の助言に感謝する、いただいた情報が有効だったこと、等々なんでもよいので、相手にプラスの感情を投げかけておくのです。

一見、おもねる行動にも見えますが、違います。

おもねる 阿る

きげんをとってその人の気に入るようにする。へつらう。追従(ついしょう)する。

ウィキペディアより

おもねるのではなくて、

会議前に感情処理を済ませてしまうのです。

しかも、悪感情ではなく、好感情を伝えて相手にも自分にも好感情の関係の術をかけてしまう。

会議開始時には、そんなやりとりを忘れていても、ココロの奥には好感情のやりとりをした小さな気持ちよさが残っています。

その状態で意見交換をすると、不思議とうまくいきます。

心理学の専門ではないので、ここらへんの機序については説明できませんが、経験から得られた知恵です。

 

悪感情は、口にしたとたんに自分に返ってきます。

自分をも傷つけます。

後々まで思い出してはイヤな気持ちになり、何度も自分を傷つけます。

気持ちよく生きる時間をより多くもちたいので、

口にする言葉も選んでいきたいものですね!(^^)!


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ここまで読んでいただきありがとうございました(*’▽’)

秋の果物がおいしいです。

今年は糖度が高くて、ナシもブドウもとても美味。

季節を楽しんでまいりましょう!(^^)!

 

 

 

 

 

ABOUT ME
miyaはん
日本在住の50代女性です。 50歳の誕生日に思い立ち、大学院で学びはじめました。研究にとりくむ傍ら、予備校の講師として仕事する毎日です。これからの人生の輝きを保つための心身の健康づくりをテーマに書いていきます。