miyaはんです。
皆さんは、自分の中にある思いをどれくらい表現して伝えていますか?
マズローの欲求5段階説に関する本を読みました。
マズロー(Maslow,A.H)の欲求5段階とは、
さまざまな欲求は独立して存在するのではなく、階層をなしていると考え、人間の欲求は5段階で構成されており、
最下層から、「生理的欲求」→「安全の欲求」→「所属と愛の欲求」→「自尊・賞賛の欲求」→「自己実現の欲求」と説明されています。
マズローは、下位の欲求が満たされてはじめて上位の欲求が生じると考えていましたが、現在では必ずしもこの順序通りに生じるものでもないと言われています。
家庭や職場において、「言いたくないけど、伝えなければならないこと」や「言わなきゃいいのに、つい口を滑らしてしまうとき」は、誰にでもあると思います。
また、「どうしても伝えたいのに、表現できないもどかしさ」や「うまく伝えられた時の気持ちよさ」も経験しているのではないでしょうか。
いずれも、マズローの欲求の5段階説に深く関連しています。
どうすれば、思いを正確に相手に伝えることができるのでしょうか?
少し分析してみます。
1.言いたくないのに伝えなければならない時
友人関係でも、会社の上司と部下の関係においても、言いたくないのに伝えなければならない時は、ものすごく気が重いですね。
多くの場合は、相手の気分を害する内容でしょう。
相手の行動を注意したり、非を指摘する場合でしょうか。
言わなきゃならないけど、気が重い。
タイミングも考えなくちゃ。
二人きりになれる場所も選んで・・・。
そうこうしているうちに、相手はさっさと帰宅してしまったり。
難しいですね。
すぐに伝えられない背景には、「相手に嫌われたくない、イヤな人間だと思われたくない」という気持ちがあります。
マズローの「安全の欲求」「所属と愛の欲求」「賞賛の欲求」に関連していますね。
こんな時は、相手の成長を願いながら表現してみてはいかがでしょうか。
誰かと比較するのではなく、ただその人がより素晴らしい成長を遂げる姿をイメージして、そのイメージを言葉に表す。
「気分を害するかもしれんけど、少し聞いてね」とか前置き言葉を活用するのも一つの方法ですね。
「あなたに私のことをイイ人と思ってほしい気持ちがあるから、すごく言いにくいんだけど」など、マズローの欲求が自分の中にもあることを認めた上で伝えはじめるのも一つかもしれません。
頭ごなしにものを言ったり、誰かと比較しながら言うことだけは禁忌です。
その人とあなたの信頼関係は失われます。
逆に、言いにくいことをうまく伝えることができたら、さらに信頼は深まりますよね。
2.言ってはいけないことをつい口にした時
これも、誰もが経験する冷や汗ものの失敗です。
直接伝える場面ではないのですが、本人のいない場所で盛り上がった噂話が尾ひれをつけて本人の耳に入ってしまう時など。
もう、覆水盆に返らずです。
これは、わかった時点で速攻謝罪すること。
きれいな言葉や礼儀正しくなんて考えずに、すぐさま本人に会って自分の言葉で釈明し、頭を下げることです。
時間がたてばたつほどに、尾ひれは成長しとりかえしのつかない話に発展してしまいます。
電話でも、対面でも、とにかく直接本人に謝りましよう!
3.最後は練習です
思いを伝えることも練習が大事。
使える言葉を増やしましょう。
miyaはんも、現在トレーニング中です。
自分の内側を表に出して表現することは、自己実現の練習です。
最初はうまく表現できず、自分に苛々したり落ち込みますが、練習を重ねてくるとたまに「よしっできた。こんな感じ!」と思える時があります。
この感覚を増やしていくことが楽しいですね。
楽しみと苦しさは表裏一体。
丁寧に、言葉を紡いで人生を創っていきたいものです。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
明日の皆さまにとって「最高の自己実現の日」となりますように!(^^)!