miyaはんです。
毎日歩数計をつけています。
数年前までは1日12000歩から14000歩を記録していました。
職場ではほとんど走り回る日々でしたから、
体重も今より3キロ少なかったです。
しかし、更年期を迎え代謝も落ちるとともに、
図書館で調べものをしたりレポートを書く時間が増え、
1日の歩数は一気に5000から8000歩にダウンしました。
なんとか10000歩以上を目指そうとしている時に、
「歩数だけではない」考え方に出会いました。
どうやら、歩数と運動強度の関係性で考える必要があるらしいのです。
青栁幸利著 やってはいけないウォーキング SB新書
からの学びをまとめます。
1.スポーツ体力と病気を予防する体力は別物
歩数が下がり始めた頃、週末ジムでランニングマシンを使用し45分×2回のセットメニューをこなしていました。
大量の汗をかいて、気分爽快晴れやかな気持ちで帰宅するのですが、2時間もするとお肉が食べたくなったりアイスクリームが猛烈に食べたくなるのです。
せっかくカロリーを消費したのだからと我慢すると、決まって夕方から喉が痛くなったり、寒気がしたり、風邪症状が出るのでした。
健康度をあげるためにランニングしたはずなのに、なぜ風邪症状が出るのかが不思議でした。
身体の要求に応じて、タンパク質多めの食事やチョコレートやアイスクリームを食べた時には、風邪症状は出ません。
結局、食欲が増すのが怖くてランニングは中断しました。
青栁先生によると、「運動のしすぎは、免疫力が低下するので健康を害することになる。スポーツする体力と病気予防の体力は別物」なのだそうです。
そういえば、マラソン選手が貧血予防に大量のひじきを食べるという記事を読んだことがあります。
マラソンのような有酸素運動は体内のヘモグロビン数が増え、酸素を身体の隅々まで運ぶ能力は高まる一方で、マラソンによって足の裏の血管内のヘモグロビンを踏み潰してしまうので、貧血になってしまうのだそうです。
なるほど。
miyaはんのランニングマシン45分×2セットの後できちんと食事をとらないような
「運動ている時間だけで健康を考える」や「運動時の消費カロリーで健康を考える」認識は、言語道断、病気を引き起こす元になる、ということらしいです。(身体は正直ですねー)
2.健康を保持する運動とは?
それでは、もう決して若くはないmiyaはんのような年代の人間が健康のために行う運動とはどんな程度なのでしょうか。
青栁先生は「やりすぎでもなく、足りなすぎでもない“ほどほどの運動”こそが健康に対する万能薬である」と書いています。
“ほどほど”・・・思い出します。
貝原益軒の養生訓。
何事も中庸、ほどほどが大事。
そうでした、そうでした!
それじゃほどほどの運動とは?
1日の歩数が8000歩で、うち中強度の運動を20分行うこと。
中強度とは「なんとか会話ができるくらいの早歩き」と説明されています。
miyaはんは、近所のウォーキングで1周3000歩を20分で歩くコースを設定してます。
ここを、「何とか会話できるくらいの速さ」で歩けばよいのですね。
結構、サッサと足を運ぶスピードですね。腕も振って。
腕振りは、肩甲骨周辺の筋肉を動かすことで肩こりも解消しそうです。
3.ウォーキングを続ける5つのコツ
青栁先生は以下の5つを挙げています。
- 活動記録を「見える化」する
- 一緒に頑張る仲間をつくる
- 身体活動計の「バンザイマーク」を励みにする
- 「足踏み」でもOKと軽く考える
- ポールウォーキングはおすすめ
さあ、歩きたくなってきました。
明日からチャレンジしてみましょう。
健康は、食事コントロールだけでも、運動だけでもない、バランスよく身体を使い、しかも楽しみながらほどほどに、が肝要のようです。
健康寿命を延ばして、日々を楽しみましょう!(^^)!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
皆さまの明日が笑顔にあふれますように。