転職

転職をすすめる訳

miyaはんです。

50歳を過ぎて、同級生たちが悩んでいます。

身体機能の低下とともに、新たな不調が自覚される日々。

職場は自分のポリシーと少し離れてしまった。

子育てもひと段落。

さて、このまま続けるのか転職するのか。

同級生の職業は、さまざまですが、特にタクシー運転手や看護師、介護士など夜勤のある仕事に就いている友人の悩みが大きい。

既に身体の不調をきたしている友人には、迷わず転職を勧めています。

その理由は、自らの経験に基づいていますが、3つにまとめました。

 

1.夜勤は身体不調を増悪させるだけ

miyaはんも、夜勤のあるお仕事をしていました。

40代までは、夜勤は好きな勤務の一つでした。

まとまって自分の時間がとれることと、夜勤の明ける日の朝日を見るのが大好きだったからです。

静かな空気の中で見る朝日は、頑張った自分を褒めてくれて、まるで自分も生まれ変わり新しい一日を過ごせるような気持ちになれました。

夜勤手当もよかったですしね。

しかし、40代後半くらいから夜勤明けの体力の低下を自覚するようになりました。

仕事から帰宅すると、お風呂に入ってベッドにもぐりこむだけで精いっぱいです。

昔は、そのままディズニーランドに行けてたのに。

そして、転職する間際には夜勤が明けて車を運転する際に危険も感じるようになりました。

なので、もう夜勤は無理だと判断して転職の道を選択しました。

人間は、概日リズム(サーカディアンリズム)という体内時計を持って生きています。

旅行者の時差ぼけなどは、飛行機でタイムゾーンを越えるために体内時計がずれを起こす現象です。

労働時間と休息時間が不規則な勤務形態にある人も、体内時計の位相のずれの影響を受けます。

このずれの影響をできるだけ小さくする工夫をしなければ、障害となって表れたり、重大な事故につながると言われています。

miyaはんは、更年期に入り体内リズムがほんの小さな刺激でも影響を受けやすく変化していることに気づきました。

体調を崩したり、口内炎が治りにくくなったり、肌荒れがひどくなったり、若い時とは異なり夜勤明けの体調は悪くなる一方でした。

更年期でも、向老期でも、毎日小さな感謝を重ねながら私らしく生きていきたいという信念がありましたので、夜勤のある職場を去ることはそれほど重大な決意も必要としませんでした。

なので、今頑張って夜勤をしている友人たちに転職をすすめています。

 

2.自分の中に眠る別の才能を発見する

これまで培ってきた長い仕事人生で身についた能力は沢山あります。

50代はその能力を発掘して開花させる時期として最適です。

ある程度の分別もあり、職業経験もあり、しかも自分なりのこだわりと信念を持ち表現することができる。

きっとその経験を聞きたい人は山ほどいるはずで、探せば職場が見つかるはず。

例えば、前出の「夜勤の話」だけでも1冊本が書けるくらいの内容がありますよね。

50代の女性は、基本おしゃべりが好きです。

それが独りよがりの内容であったとしても、その人だけの経験なのだから、世界に一つです。

話して、書いてみてーって友人に言ってます。

 

3.最初は違う世界をのぞいてみるだけでも

それでも、50年も生きているとかなり用心深くなっています。

「やっていけるかどうか」は、その領域の人の話を聞くのが一番かと思います。また、この情報社会ですからブログを検索して先輩に質問してみるのも一つの方法ですね。

転職を口にした時、おそらく周囲の人々は「気持ちはわかるけど、全面的な賛成はしかねます」の反応でしょう。

事実を集めて丁寧に説得しつつ、自分の人生を創る楽しみもありです。

将来何が起こるかは誰にもわかりません。

転職しても何も変わらないかもしれません。

でも、時代が加速度で変化していることだけは体感できます。

経済界からは、終身雇用制の話題が提示され、報道されています。

あと何年社会に貢献できるのかわかりませんが、

少なくとも、元気で明るく毎日を自分らしく過ごしたいです。

そして、この世界を去る時には穏やかに満足して、「社会貢献やりきったよ私」と言って去りたい。

転職はそのための一つの方法としてお考えください。

 

まとめ

50代で仕事に不安や満足できないでいる方へ

  1. 夜勤は身体に無理をさせるだけです
  2. 自分の中には職業人生で得た知恵と勇気があります
  3. 興味を持った別の世界をのぞいてみましょう

転職も、50代からの人生創造の一つの方法です。

 

ここまで読んでくださいまして、ありがとうございました。

明日もまた善き日となりますように!(^^)!

 

ABOUT ME
miyaはん
日本在住の50代女性です。 50歳の誕生日に思い立ち、大学院で学びはじめました。研究にとりくむ傍ら、予備校の講師として仕事する毎日です。これからの人生の輝きを保つための心身の健康づくりをテーマに書いていきます。