miyaはんです。
どうやら更年期も終わりにさしかかっているようです。
嬉しい反面、待っているのは “老年期” と思うとビミョーです。
それほどひどい症状に悩まされた記憶はありませんが、
来し方を少しふりかえり、未来への希望につなげたいと思います。
【更年期とは】
- 目安として45歳から55歳あたり
- 閉経をはさんで前後数年間
- 思春期と同じように、からだに大きな変化が起こる時期
- 老年期に向かって少しずつ体力が落ちてきます。
【更年期にある人の社会的な特徴】
- 家族内や仕事での役割の変化
- 子育てからの解放、親の介護や死亡、職場内の昇進
- 配偶者との離婚、死別、別居などより重いストレスを抱える
家庭でも仕事でも中心的な役割がある一方で、
からだのエネルギーの低下があり、
人生の前半で培った人間関係やものごとを失う経験と
手放す覚悟を始める時期、でしょう。
- ほてり、発汗、のぼせ、冷え、動悸、頭痛
- 全身のだるさ、不眠、気分の落ち込みなど
原因は特定されていませんが、女性ホルモンの分泌の変化と
環境や精神的なストレス等が合わさって起こると推測されています。
1.最初は気持ちの不安定さと生理不順
仕事をしていても、気分が高揚する日とさもないことに落ち込む日が
あり、自分でも不思議に思っていました。
気分が高揚する日は、朝起きた時からなにかわくわくして、
行動範囲も広くなります。
逆に、天気がくもりというだけで、ものすごく落ち込みたくなる日も
ありました。
同時に生理不順もあり、もしかしたら更年期…(-_-;)と
婦人科を受診したのが40代半ばです。
ホルモンバランスを調べていただいて、確かに更年期の始まりと、
言われました。
投薬するほどの症状でもなく、しばらくそのまま様子を見ることで
2.不眠もありました
1週間に1日か2日、寝る時間になっても頭がさえわたり、
まったく眠くならない時期がありました。
一晩中起きていても、平気なのです。
しかし、翌日夕方から強い眠気と頭痛があり、こちらはお薬を
処方していただきました。
毎日、決まった時刻に同じ時間の睡眠をとるリズムが、
からだとこころに良い影響を与えることを身を持って学びました。
更年期障害を持つ女性の半数が睡眠障害がありますが、
- 55~59歳→24.1%
- 45~49歳→16.9%
- 50~54歳→19.5%
であり、平均すると、投薬を受けているのはわずか2割とのデータがあります。
眠れなくとも、ガマンされているのでしょうか?
働き世代に処方される睡眠のお薬は、「短時間作用型」だそうです。
お薬の力を借りて、ぐっすり眠れば、多少のストレスも消えるでしょう。
「クセになるのが怖い」と言う方もいますが、
医師の処方なので、その辺は医師の判断を信じたいと思います。
ぐっすり眠れると、翌日のパフォーマンスが違いますねー。
3.無気力にもなりましたけど
気持ちの落ち込み、というレベルではなく、
もう、何もしたくない気持ちが先走り、ベッドから出られない日も
ありました。
軽く「更年期うつ」だったのかもしれません。
医師から「ホルモン補充療法」を勧められて、パッチを腹部に貼る
治療が始まりました。
最初はとてもよかったです。
気持ちの落ち込みもなく、からだも軽く、以前と同じように
動き回ることができました。
しかし、10日目の朝、突然副作用症状が始まりました。
強い吐き気と、身の置き所がない苦しさで、
転げまわる状態でした。
医師に話すと、
「副作用なので、慣れてもらうしかないけど」と
言われ、仕事のことを考えると、副作用を乗り越える自信は全くなく、
ホルモン補充療法は中断しました。
副作用症状は、パッチをはがして2日後に消えました。
以後は、散歩で気持ちを紛らわしたり、好きな映画を見たりで、
いつの間にか、「ベッドから出たくないくらいの落ち込み」も
消えていました。
ホルモン…おそるべしです。
最近、更年期のゴールが近づいたと感じるのは、
- 気持ちが前向き (上向きじゃなくて前向き!(^^)!)
- タンパク質をほしがる
- お薬なしで瞬間寝落ち&爆睡
さらに、人生の折り返し地点の実感とともに、自分らしく生きていきたい
と強く思うようになったからです。
より自分の人生を愛おしく感じ、褒めながら、戒めながら、
明日も私らしく生きていこーっと、と思えるようになったので、
もうすぐ更年期のゴールと考えています。
その先にある、老年期を今よりもニコニコして過ごしていけそうな
気がしています。
自分のカラダとこころに表れる日々の小さな変化から、
養生法のヒントをもらい続けていきたいと願います。
皆さまの日々も輝いて過ごされますように!(^^)!