miyaはんです。
今日は、「ソフトクリームの日」なんだそうです。
1951(昭和26)年7月3日、明治神宮外苑で開かれた進駐軍主催のカーニバルの模擬店で、来場客の日本人に初めてコーンスタイルのソフトクリームが販売されました。
この出来事にちなんで、日本ソフトクリーム協議会が、1990(平成2)年に、7月3日を「ソフトクリームの日」と制定しました。江崎グリコさんHPより
いろんな記念日があるものですねー。
職場内の暑気ばらいのご案内が届きました。
飲み会は比較的少ない職場ですが、年間3回程度の親睦の場があります。
ふだんじっくりお話ができていない方とも、お料理とアルコールの力を
楽しんでこようと思います。
今回は、「暑気ばらい」に関する雑学です。
日本では、湿度の高い暑い夏を乗り切るために、
カラダの熱をとり、夏バテをふせぐための工夫として
季節の行事「暑気ばらい」を設定してきました。
暑気ばらいは いつ頃の行事?
日本には、「二十四節季」という四季をさらに細かくした季節の分類が
あります。
1年をそれぞれ季節ごとに分類して名前をつけたものです。
2月4日頃の「立春」をスタートに24分割されており、
春は「立春」から「立夏」まで
夏は「立夏」から「立秋」まで
秋は「立秋」から「立冬」まで
冬は「立冬」から「立春」まで、とまず四分割されます。
さらにそれぞれの季節の中日には、春分・夏至・秋分・冬至という
節季があり、二至二分(にしにぶん)と呼ばれています。
二至二分に立春・立夏・立秋・立冬を合わせた8つを八節といい、
八節の各間にさらに二つの節季を加えて「二十四節季」としています。
二十四節季は、
春→立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨
夏→立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑
秋→立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降
冬→立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
となっています。
暑気ばらいは、夏の暑さが訪れる「夏至」の頃から
暑さがおさまる「処暑」くらいまでに開催される行事のようです。
暑気ばらいのはじまり
すでに、江戸時代の書物や絵画には「暑気ばらい」があり、
冷たくひやした「甘酒」や「みりんと焼酎」が飲まれていたそうです。
そのほか、初夏の果物であり、カラダを冷やす効果のある
びわや桃の葉をお茶にして飲んでいたようです。
もともと、気温の高い土地や暑い季節に採れる食べ物には、
- スイカ、キュウリ、ナス、など夏の野菜 →たらいに水をはって!
- 麦 冷麦など
- ところてん →時代劇に屋台のところてん屋さんが出てきますよねー
食べ物以外の江戸の暑気ばらいに使われたものは、
- うちわ、風鈴
- 金魚
- あさがお
- 屋形船
- 納涼床
- スズムシ、マツムシ
- 打ち水
など。
風流ですねー。しかも、現代にも伝承されているものばかりです。
何と言っても、土用の丑の日!
自分的には、「暑気ばらい」の食べ物ナンバー1は、
う、な、ぎ、ですー!(^^)!
「土用の丑の日」にいただくうなぎはなぜか特別な味がします。
「土用」は春・夏・秋・冬の各季節の変わり目にあり、
「丑の日」は十二支の「丑」のことを言います。
季節の変わり目は、体調の変化も起こしやすくなることから、
特に夏の土用には「丑の日」にちなんで「う」のつく食べ物を
いただく習慣があり、瓜や梅などとともに、うなぎが食べられるように
なったそうです。
江戸時代に活躍した学者で、平賀源内という方がいますが、
この方の提案で夏の土用にうなぎをいただく起源という説もあります。
【うなぎの栄養】
- ビタミンA 粘膜の修復、抗酸化作用
- ビタミンB 疲労回復
- カルシウム
- DHA 脳のはたらきをよくする、記憶力・視力の回復
- EPA 血液サラサラ
うなぎ、バンザイ!!!(^^)!
今年も、やってきます。
暑気ばらいは何回やってもよろしいでしょう。
今年の後半戦を元気にのりきるために、日本人の知恵と習慣を
取り入れていきましょう。
美味しいものをいただきながら、元気にまいりましょう!(^^)!