時間

夏休み宿題を1日で終わらせたワタシ 【コードぎりぎり】

miyaはんです。

お盆で親戚が集まり、幼少時の「やらかし話」で盛り上がりました。

自分の記憶にないエピソードも披露され、冷や汗と大笑いとで

楽しい時間を過ごしました。

ご披露いたしましょう。

 

夏休みの宿題を最初の1日で終わらす

自分でもよく覚えています。

小学校3年の夏休み、目いっぱい自由に生きることを決意しました。

自由の障害になる夏休みの宿題を初日で全て終わらせることを目標にかかげ、遂行しました。

 

【自由研究】

テーマを「大人の一日」と設定し、

両親と近所の大人20人に一日の過ごし方をインタビューして、

両親の実際の行動を観察し模造紙にまとめた。

提出時に担任の先生から「教室に掲示するのは差し控えたい。みんなの眼につかない校長室に貼っておくから」と言われる。

今考えると、あまりに個人情報が満載で授業参観日を意識した担任の先生の配慮だったと思う。

しかし、校長室に掲示されたことで、PTA役員や教育委員会の眼に入ることになり、うちの親はしばらく町内会のうわさのアイドルとなった。

 

【漢字ドリル】

数十ページにおよぶ漢字ドリルは、マンパワーを確保して対処した。

自宅から少し離れた場所にあるバスターミナルの運転手休憩所にドリルを持参して、顔なじみの運転手さんに、「この夏休みを完全自由に過ごしたいので協力してほしい」という依頼をした。

顔なじみの運転手さんは、「任せとけ。夕方までには完成しとくよ」と言って引き受けてくれて、昼休みに集まってきた同僚の運転手さん達にドリルを1枚ずつ配布し、指示してれた。

夕方の引き取り時には、全てのページが漢字で埋め尽くされていた。

…しかしこれも、夏休み明けの提出日に担任の先生から質問攻めにあう。

「なぜ、ページ毎の漢字の筆跡が違うのですか?」

うーん、そこまでは考えなかった。

だって、うすく点線で書いてある文字をなぞるだけだったから、筆圧や筆跡が現れることまで考えてなかった。

 

1行日記

25日分の1行日記を1時間で書き上げました!(^^)!

これは、今思い出しても傑作ものです。

毎日、「○○と□□に行き、△△を食べた」とか「○○と●●山に登り気持ちよかった」とか、えぇ、いろんなところに行きました。

20日目を過ぎたころからネタも行先も乏しくなり、最後は「今日も出かけました。楽しかった」で、ハイおしまい!

よく書いたなー。25日分もね。

 

【読書感想文】

指定図書を図書館から借りてきました。

「まえがき」と「あとがき」を読み、なんとなくつないだ文章をつくり、百科事典の要約説明を真ん中に入れて、ハイできあがり!

…もはや“犯罪”に近いでしょう?

小学校3年でも、悪知恵を働かせれば、できちゃう。

これにも後日談があります。

担任の先生が、県の読書感想文コンクールに応募しちゃった^^;

そしたら、見事(というか)優秀賞に選ばれて表彰されてしまいました。

いいのか?

いいのか?ワタシ。

2学期の間、ずっと自問自答していました。

自首したのは4年生に進級する直前の春休みでした。

担任の先生が異動になり、他の小学校に行くことがわかり、離任式の日に校庭に呼び出して(なんで上からやねん!)白状しました。

そしたら、「えっっっ」と絶句したまま顔色が真っ白になり、

「このことは、誰にもいっちゃいけません」と言い残して、足早に校内に戻っていきました。

て、いうか、担任の先生、指定図書をよく読んでいなかったってことですよね。

「まえがき」も「あとがき」もほぼそのままの文体で書いた感想文なので、読んでいたら、少しは「?」と思うはずだが。

 

こんな風にして、夏休みの宿題を一気に片付け、「明日からは自由だーっ」とわくわくして布団に入った翌朝、手と足にぶつぶつができていました。

今でいう「手足口病」。

それから10日間は、外出禁止。

熱も出て、口が痛くて、スイカの汁しか食べる(飲む)ことができなかった。

天罰が下りました。

ちょうどお盆と重なったので、外出禁止ではあったけれど、

「じいちゃんのお墓参りにだけは行かせて―」と懇願し、

先祖代々の皆さまの前で懺悔し、どうか健康をお与えください、と

必死に手を合わせました。

結局、自由を満喫できたのは、正味10日間くらいでしょうか。

その時から、ズルしたくなると、

「いつも神さんがどこからか見てるでー」と心の中で声がします。

 

小さい頃のワタシ、なかなかのもんだったわー。


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ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。

台風も過ぎ去り、暑い残暑が戻ってきます。

水分をとって、養生いたしましょう!(^^)!

 

ABOUT ME
miyaはん
日本在住の50代女性です。 50歳の誕生日に思い立ち、大学院で学びはじめました。研究にとりくむ傍ら、予備校の講師として仕事する毎日です。これからの人生の輝きを保つための心身の健康づくりをテーマに書いていきます。