miyaはんです。
世界保健機関(WHO)が、ゲーム障害を国際疾病として正式に認定しました。
2018年に病気の名称や症状を示す「国際疾病分類(ICD)」の最新版にゲーム障害を追加していましたが、今年の年次総会で承認されました。ゲーム障害は、アルコールや薬物、ギャンブルの依存症と同レベルの精神疾患として認定されたのです。
ゲーム障害とは、オンラインゲームやテレビゲームのやりすぎで、日常生活が困難になる状態を言います。
日本経済新聞によると、WHOは、(1)ゲームをする時間や頻度を自ら制御できない(2)ゲームを最優先する(3)問題が起きているのに続ける――などといった状態が12カ月以上続き、社会生活に重大な支障が出ている場合にゲーム障害と診断される可能性がある、としています。
また、社会生活への重大な支障として、朝起きられない、物や人にあたるなどといった問題を挙げています。
病気として診断する根拠が明確になるため、WHOは治療研究が前進すると期待しているそうです。
ネット社会の中でスマートフォンやタブレットが普及し、電車の中、街を歩きながら、お店で料理が出てくるまでの間など、小さい画面を真剣に覗き込む人の姿が溢れています。
未だに、携帯電話はガラケー(-_-;)のmiyaはんは、街の区画にピカチュウが突然現れたり、それを自分のスマホで何か操作することのイメージができず、大勢の人々が突然立ち止まってスマホを覗き込む姿に違和感を持ってきました。
学生の中にも、ネットサーフィンがやめられず深夜2時まであちこちのサイトを見続ける生活の結果、遅刻、成績不振をきたした人がいます。
依存症外来や精神科の受診をすすめる学校もあるようです。
子どものゲーム依存症に見られる傾向として、「暴力的になる」があり、小学校2年生の息子さんにゲームが長時間になることを注意したところ、包丁を持って暴れたため母親は妹弟を連れて警察に駆け込み、警察の協力を得て入院させた、という事例もあります。
また、気になるのは30~40代の大人のゲーム依存症も増えているデータです。
2014年度の厚生労働省のデータでは、約421万人の大人のゲームを含むネット依存の疑いがあるとの推計が出ています。
仕事を終えて、ほっとしてついのぞいてしまう、のぞくだけのつもりが参戦してしまう、夢中になって朝方まで続けてしまう等、仕事からの解放感も手伝ってやめられなくなるようです。
自分も含めて、ご家族は大丈夫でしょうか。
改めて、インターネットとの付き合い方を見直してみたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうこざいました。
健やかな毎日を送ってまいりましょう!(^^)!