自己実現

「2000万円不足」の余波 親からの連絡が続くようになったムスメ

miyaはんです。

金融庁の「2000万円問題」はまだまた落ち着きませんね。

新聞や雑誌の一面に掲載されており、

「2000万円問題」や「老後の貯蓄」などという見出しをあげると

販売数が伸びるのだそうです。

なんか、集団意識に強く影響されやすい日本人の特性も

あらわれているような、

「百年安心」を「自分が100歳になるまで十分な年金をいただける」

と勝手に都合の良い解釈でかんちがいしてしまっている日本人と

重なります。(miyaはんだけですか?)

 

2000万円には全く手が届いていない我が家です。

総務省の調査によると、

高齢者夫婦のみの世帯の貯蓄状況は、

  1. 3000万円以上 約25%
  2. 450万円未満   約18%

と、貧富の2極化がすすんでいるそうです。

しかも②の貧困世帯が、この20年で徐々にのびている。

公的年金は、20歳から60歳になるまでの全員が加入します。

40年間払いつづけても、国民年金の場合、満額は月約65000円。

保険料をおさめなかった時期があるとさらに年金額は少なくなります。

貯蓄も底をつき、低年金の場合、生活が立ち行かなくなれば、

頼れるのは生活保護となり、こちらは年々増加傾向にあります。

生活保護の受給世帯は、2018年度で約163万世帯、高齢者世帯は

54%で増加しています。

 

miyaはん宅は「2000万円問題」が話題になってから、遠方に住む親が

頻回に連絡をとってくるようになり、

「いざという時は、面倒を見るつもりだから安心してー」

と言っても、親は、

「毎日ニュースを見てると、やっぱり不安になってるのよねー」と

話しています。

あまり、信用のないムスメで申し訳ありませんが、

そう、政府も報道もいたずらに不安をあおるような表現は

つつしんでいただきたい(ー_ー)!!

 

国民もまた、正しい知識と認識を自分で持つべきです。(自分に言い聞かせ)

 

年金は、生活保護のような「公助」ではなくて、

保険料を払った人たちによる「共助」です。

したがって、全てを国がまかなうものではありません。

定年退職を延長して、年金のうけとりを1年繰り下げるごとに、

8.4%額面がふえることや、5年繰り下げると、42%ふえることを

知識として学び、実現できるように工夫していかなければならない時代です。

50代は、学びなおしに決して遅くはない年代です。

自らを活かしながら、老年期に継続した収入を得ることができるように

キャリアの棚卸しや新たな資格取得にチャレンジしてもいいでしょう。

社会に貢献しながら、老年期を過ごすことは幸せなことです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

不必要な「不安」はさておき、

幸せな老年期を過ごすための準備を、今からはじめましょう!(^^)!

 

 

 

ABOUT ME
miyaはん
日本在住の50代女性です。 50歳の誕生日に思い立ち、大学院で学びはじめました。研究にとりくむ傍ら、予備校の講師として仕事する毎日です。これからの人生の輝きを保つための心身の健康づくりをテーマに書いていきます。