miyaはんです。
粕漬けのお魚の切り身セットをいただきました。
きんきや鮭、魚卵も入っています。
すぐに焦げてしまうので、目が離せないのですが、さっとあぶるように焼いたら、とてもよい香り♡
魚が持つ本来のうまみと酒粕の香りが口と鼻いっぱいに広がります。
酒粕って汁物でしか食べたことがなかったけれど、いい働きをしています。
冷蔵庫で少し日持ちするようですし、お酒と白いごはんと両方に合いますから毎日1つずつ楽しむことができそうです。
酒粕の効果
酒粕(さけかす、酒糟)とは、日本酒などのもろみを、圧搾した後に残る白色の固形物のことである。
日本食品成分表によると、水分51%・炭水化物23%・タンパク質13%・脂質・灰分となっており、他にもペプチド・アミノ酸・ビタミン・酵母など栄養素に富んでいる。
ウィキペディアより
豊富なアミノ酸が、魚が持つうまみと相乗効果を発揮するようです。
また、酒粕に含まれる酵素(プロテアーゼ・アミラーゼ)が魚のタンパク質やでんぷんを分解してさらにアミノ酸が増加するようですね。
さらに、発酵食品なので、密閉保存により酵母菌や乳酸菌が腐敗菌から食材を守ってくれるため、保存性が高まります。
奈良漬やわさび漬けの漬床にも酒粕が入っているのは、この効果を期待するものですね。
発酵食品なので、食べた後の消化吸収と排泄も整えてくれます。
これまで、「きんき」「たら」「鮭」をいただきましたが、やはり「きんき」が程よく脂ものって、とても美味しかったです。
焼くときは、周囲に付いた酒粕を少し落として焼きます。
夏の冷酒にぴったり!(^^)!
酒粕のメニュー
- 甘酒…水に溶かして少量の砂糖と生姜を加えて煮詰める
- 牛肉漬け…薄くスライスした牛肉1枚ごとに酒粕を塗り1週間放置
- ディップ…酒粕にこめ油を少量混ぜて溶かしゴマを加える
- 豆腐漬け…酒粕とお味噌をまぜたものを豆腐に塗り2日間放置
つくり酒屋さんから、酒粕を購入して試してみたメニューです。
半分、実験的な内容ですが、想像以上にどれも美味しかった!!
容器に入れて冷蔵庫に寝かせておけば、今週のおかずが自然に出来上がるという、簡単メニューです。
夏に嬉しい、できるだけ火を使わない準備です。
酒粕料理に合うお酒!
いつもは、白のスパークリングワインです。
酒粕メニューと合わなくはないのですが、やはり日本酒でしょうね。
酒屋さんにおすすめを聞いてきました。
大吟醸のような磨きがかかったお酒よりも、「山廃仕込み」のようながっちりしたお酒が合うそうです。
- 飛良泉…秋田県 1674円
- 白神…青森県 1100円
- 出羽桜…山形県 1400円
- 天狗舞…石川県 1400円
- 菊姫…石川県 1450円
東北と石川県のお酒ですね。
純米酒だそうです。
飛良泉を試飲させてもらいましたが、とぉーってもフルーティで、
つい飲みすぎてしまう“アブナイ”お酒です。
酒粕メニューとも合いそうです。
これからは、ワインの陳列棚以外にも日本酒コーナーで“勉強”できるので、酒屋さんで過ごす時間が長くなりそうです。
たくさん量は飲めないけれど、お食事もお酒も双方を楽しみたいです。
次は、酒器に興味が移りそう…。
酒粕漬けの魚セットをいただいて、世界が少し広がりました。
栄養や消化機能の効用のみならず、趣味の世界も拡大しました!(^^)!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
猛暑は「冷やし甘酒」で飲む点滴をしながら乗り切りましょう!(^^)!