miyaはんです!(^^)!
ご訪問いただきましてありがとうございます。
今日から24節季のひとつ、秋分を含むお彼岸の期間に入ります。
24節季とは?
日本には、「二十四節季」という四季をさらに細かくした季節の
分類があります。
1年をそれぞれ季節ごとに分類して名前をつけたものです。
2月4日頃の「立春」をスタートに24分割されており、
春は「立春」から「立夏」まで
夏は「立夏」から「立秋」まで
秋は「立秋」から「立冬」まで
冬は「立冬」から「立春」まで、とまず四分割されます。
さらにそれぞれの季節の中日には、春分・夏至・秋分・冬至という
節季があり、二至二分(にしにぶん)と呼ばれています。
二至二分に立春・立夏・立秋・立冬を合わせた8つを八節といい、
八節の各間にさらに二つの節季を加えて「二十四節季」としています。
二十四節季は、
- 春→立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨
- 夏→立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑
- 秋→立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降
- 冬→立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
となっています。
秋のお彼岸は、「秋分の日」をはさんで前後3日ずつ、計1週間が彼岸の期間となります。
令和元年の今年は、9月20日から9月26日で、「彼岸の中日」が春分の日の9月23日です。
秋分の日は太陽が真東からのぼり、真西に沈みます。
昼と夜の長さが同じと言われます。
「彼岸」とは?
あの世とこの世を隔てる「川」をはさんだ向こう岸のことを言います。
「三途の川」と言われる川ですね。
秋分の日で、昼と夜の長さが同じになることで、川の向こう岸とこちらの岸の距離が短くなり、思いが通じやすくなると言われます。
ご先祖様方に対する思いを伝えたり、かなえたい願いを強く思うことで、天界に伝わると言われます。
なので、ご先祖様方の住居である「お墓」をお掃除したり、お供えものをあげて、ご先祖様方の供養をする期間が彼岸なのです。
お墓に行けない方は、お家の仏壇や仏様の写真の前で供養をされてもよいですね。
仏様の好きだったものを備えたり、仏様との思い出がある品々を出して眺めるだけでも、彼岸で喜ぶお顔が見えそうです。
お彼岸という言葉には、サンスクリット語で「完成する、成就する」という意味があるそうです。
煩悩の多いこの世において、「完成する、成就する」ためには、6つの修行が必要と言われており、
- 他のヒトのための善行
- 社会のルールを守る
- 自分の身に起こる出来事を受け入れる
- 努力の継続
- 静かなココロで過ごす
- 真実を見極める姿勢
の修行です。(①と⑤はムリかも~(-_-;))
お彼岸の期間は、お墓まいりだけではなくて、ココロ静かに過ごすことが大事のようです。
注意したいこと
お盆の時期にも注意喚起がありました。
お墓のお供えものです。
異常気象で、山に住む動物たちの食糧が不足しており、里に下りてきています。
お墓に供えられた甘いお菓子やおいしい食べ物は、動物たちにとって、まさに「彼岸の境地でいただく食べ物」でしょう。
一度、経験したら、必ずまた訪れます。
なので、おまいりを済ませたらお供え物はいただいて帰宅しましょう。
熊だけではなく、ハクビシン、タヌキ、イノシシ、猿、カラスなどたくさんの動物たちが、美味しそうな香りに魅かれてやってきます。
互いのいのちを大事にするためにも、ご先祖様方に心配させないためにも、残りモノは厳禁です。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
コスモスや彼岸花が道路の端で揺れています(田舎なもので^^;)。
ヒンヤリした空気が秋本番を感じさせますね。
台風15号の被害地域が早急に復旧されることを祈ります。
台風17号も被害なく通過しますように…(願)。