miyaはんです。
連休明けに予備校に通ってくる学生とこんな話をしました。
・連休はバイトに費やした。
・学習課題もあったのに連休の時間を活用できず、結局いつもと同じパターンで、前日夜にあわてて課題にとりくむ結果となった。
・このままだと、課題をこなすだけで終わってしまう。
・効率よい時間の使い方を教えてください。
このような学生は少なくありません。
50年生きてきた人間からすると、予備校の授業料がもったいないから、働きなさい、もう。
と言いたくなりますが、ぐっと我慢して次の3項目を伝えました。
1.まずは、計画したことをその通りに行動してみる
10日間の連休中の学習計画を立てた時点では、アルバイトももちろん計画の中に入っていたそうです。
しかし、実際アルバイトを始めると帰宅時には疲れ果て、机に向かう気力もなかったと言います。
翌日も、次の日も同様に過ぎ気づいたら連休最終日になっていたと。
まずは初日の計画を計画した通りに行動してみること、を伝えました。
初日の計画の実行は、過去の自分に対する約束を守ることです。
アルバイトで疲れていても、具合が悪くなっても、とにかく机の前に行きテキストを開き決めた時間を過ごすのです。
人間は新しい行動を起こす時に、不安になったり、急に億劫になったりするものです。
この気持ちは、老若男女全ての人が経験する気持ちです。
しかしだからと言ってここで「やーめた!」と行動しなければ、計画に費やした時間が無駄になるばかりか、過去の自分に嘘をつくことになり、自分自身の成長は望めないでしょう。
初回の計画はとにかく行動してみることです。
その上で、計画のどこに無理があったのか、修正がひつようなのか明日も計画通りに実行してみて様子をみるのか判断するのです。
アルバイトが予想以上に疲労したのは不慣れなせいなのか、内容が高度なのか、計画を立てる段階でわからなかったことを初日で経験しているわけです。
初日で経験したことをふりかえり翌日に活用してこそ望ましい進歩が期待できます。
そして、経験も学びも積み上げられていくのです。
2.時間は有限ですよ
当然ですが、人間は死を迎える時刻に向かって生きています。
残り時間は、この1分1秒ずつ確実に少なくなっていきます。
この時間の使い方を真剣に考えて、計画していこう。
自分の身体の健康度や集中力の状態は、自分にしかわからないもの。
だから、自分で自分の身体に聞きながら計画して実施して調整していくしかないのです。
しかも、新しい行動を開始して集中力の波に乗るまでは一定時間が必要で、その前にやめてしまうのは行動をおこさないことと一緒です。
「あとでやるから」と先延ばしにする分、自由に使える時間が減っていきます。
時間の経過を感じながら、今集中すべきことに向き合いましょう。
3.効率よい時間の使い方は自分で開発するもの
人それぞれ、環境も抱える課題も違います。
友人に聞いた「効率よい学習方法」があなたの学習進捗にもマッチすることはありませんと断言できます。
「効率よくするには」を考え、とにかく10パターンくらい試してみましょう。
どれか一つくらいは、これならできそうと思うパターンがあるはずです。
その方法でまた一定期間実行してみて、うまくいかない部分を相談してみましょう。
「試行錯誤」です。
最初から、人に尋ねてその通りにうまくいくことってあまりないです。
考えながら工夫しながら、1分1秒を上手に使いましょう。
上手に使えたと思える経験を重ねることで、「効率よく学ぶ」方法が開発されているはずです。
まとめ
計画の初回は必ず行動してみましょう。
考えながら行動して、修正部分を見つけましょう。
最後に、今の自分の最優先課題にこそ時間を使いましょう。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
今日一日も充実した時間を過ごされますように!(^^)!