miyaはんです!(^^)!
ご訪問いただきましてありがとうございます。
50代に入ってから転職しました。
20代で就職して、30年間勤務した場所を離れるまでに心を決めるいくつかの出来事がありました。
自分の仕事をする環境に疑問を持ち、職を変えるべきか、このまま頑張るべきかで悩まれている方の参考になればと思います。
働きながら勉強しているヒトの存在
今から30年前のお話です。
就職した職場では、「シゴトをしながら夜間の大学に行き勉強している先輩」たちがいました。
職場は専門職の集団でしたので、「これ以上勉強して何するんだろう」と不思議でした。
先輩達は、夕方5時30分の就業時刻を過ぎるとテキストが入った大きなバックを肩に下げて「お先にーっ」と颯爽と出ていきます。
そして、翌朝も始業時刻前から自分のデスクでもう仕事をしている…。
疲れた(-_-;)とか、言うのを聞いたこともありません。
いつもニコニコ、颯爽としています。
わからないことを聞いても、嫌がらずに言葉を尽くして教えてくれる。
職場の宴会でも、愚痴を聞いたことがない。
何かを新しく学ぶということは、人間を生き生きとさせる効果があるんだな…と、先輩達の印象とともにその後ずっと心の中にありました。
そして、その頃から「いつかは、自分も何か新しいことをきちんと学びたい」という憧れに似た思いを持ち始めていたと思います。
研修会の講師
就職して、5年が過ぎて、そろそろ「中堅」と言われる頃、
現任教育の一環として、月イチの間隔で様々な研修会に参加しました。
そこで出会った講師は、どの方も生き生きと楽しそうに話をされ、同じ職種なのになぜ楽しそうに仕事の話をするのだろうと不思議でした。
仕事の内容がほとんど把握できており、同僚との話題はきまって「愚痴」だったワタシにとって、研修会のキラキラした講師の笑顔が不思議でなりません。
ある時、研修会が終了してから講師に直接質問してみました。
返ってきた答えは、
「これまでの自分にはなかった知識をどんどん詰め込むの。そうするとものの見方が変わるのよ。それが楽しくてねー」
というもので、新人の頃の先輩の姿を思い出す言葉でした。
やっぱりそうだ! という確信に近い思いを持ちました。
新しい知識を詰め込む
手さぐり状態で、新しい知識を詰め込むことを始めました。
街の図書館に行き、本を借り、月に2冊は必ず読む。
自分の仕事とは全く関係のない分野の方の講演会に行く。
新聞を2紙契約し、毎朝必ず読む。
など、日常の中でできるインプットを始めました。
すると、
なぜか、自己表現をしたくなってきました。
新聞の広告欄には、懸賞募集の広告が時折出ます。
はがき1枚で応募したり、ネットで応募できる懸賞にチャレンジしてみました。
採択されることはありませんでしたが、
インプットして自分の中にたまったものを表現したい、という思いは
進学して教育を受けたい、という欲求を呼びました。
そして、今、同じように悩んで進学してきた仲間(年齢も様々)と、尊敬する指導教官に出会い、学んでいます。
新しい学びを得て、職場を変える勇気を持つことができました。
最も心配だったのは、経済面で、転職がうまくいかなければどうしようと、無職になった自分を想像しては苦しくなる時間もありました。
なので、資金計画は4年かかりで綿密に計画し、倹約第一で生活していました。
転職して3年が過ぎたので、「倹約第一で生活していました」と、過去形にしています。
ただ、現在も社会人大学院生なことに変わりはないので、学費や研究費その他いろいろと経費はかさみます。
なので、倹約生活は継続しています。
転職して得たもの
- 時間的な自由さ
- 新しい人間関係
- 尊敬できる同僚
- チャレンジを厭わない職場風土
などを得て、
人生の後半で一気に密度の濃い時間を過ごすことができています。
カラダの不調が日々増える半面、ココロの充実が増しています。
このまま、もう少し頑張って、人生の集大成を形として表したい。
転職に際して準備を整えておくものは、
- 転職チャレンジ中と転職後生活が軌道に乗るまでの生活資金
- 転職先で使える知識と経験
が必要です。
どんな経験も、50年の人生があれば、貴重な財産です。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
朝晩の寒さが増しています。
今朝は室内温度計が5℃で、すぐにヒーターをつけました。
インフルエンザや溶連菌感染症も流行しています。
養生を重ねてまいりましょう!(^^)!