miyaはんです!(^^)!
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台風19号の被害で、未だ11都県で3090人の方々が避難所で生活されています。(5日 NHKニュース)
地域ごとに、みなし仮設住宅への入居手続きや、住宅再建手続きの受付がようやく始まりました。
新聞に掲載されている60歳代のご夫婦は、日中の自宅の片付けと、自由のない避難所生活に「心身共に疲れ果てて、将来のことを考えられない」と話しています。
早急に、「家族で落ち着ける場所」が確保されればと思います。
東日本大震災や熊本地震発生後の仮設住宅に関連する課題が解決する間もなく、次々と自然災害が発生しています。
だからといって、被災された人々が不自由な住まいの環境に「我慢」を強いられることがあっていいはずがありません。
自然災害は海外でも発生していますが、災害発生後の人々の住まいに関する課題は、どのように扱われているのでしょうか。
少し調べてみました。
イタリア(2009年,2013年の地震)
- 避難所に隣接して総合病院の機能を備えたテントが設置された。
- 医療チームが常駐している。
- 清潔で広さも数も十分なトイレと、シャワールームを完備。
- 軽食を提供する食堂もあり。
【仮設住宅】
- 1戸あたり60㎡(日本の2倍の広さ!)。
- 家具、調理器具、食器、寝具が備え付けられている。
- ペット同居可能。
- 長屋形式も同様の広さ、2~3室、庭付き。
インドネシア(2006年の地震)
- コアハウスという小さな仮設住宅から徐々に大きな住宅に増築する。
- 竹で大量に作った仮設住宅を、そのまま恒久住宅に建て替える。
- コミュニティを保全しながら、生活を再建することを目指す。
10年の間に大地震や激甚災害に指定される台風が何度も発生している日本なのに、過去の経験や学び、世界各地の智恵を活用しきれていないのはなぜなのでしょう。
同じ取り組みと同じ結果、同じ反省が繰り返されている印象があります。
心のケアの大切さも、繰り返し言われていますが、心が休まる環境の確保が優先されると思います。
日一日と最低気温を更新しています。
新しい年も近づいてきます。
避難所で生活される3090名の方々が、一日も早く、温かい自由な生活環境を確保されますように、祈ります。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
出雲大社では、今日からさまざまな神事が執り行われます。
日本の八百万の神様方が、被災地域に力を与えてくださいますよう、
祈ります。