miyaはんです!(^^)!
ご訪問いただきましてありがとうございます。
12月1日~12月8日は、NHKがキャンペーンをはる「体感 首都直下地震ウィーク」なのだそうです。
(なんでなのか、なんで1週間もかけて、しかもこの時期になのか)
NHKスペシャルとしてドラマ「パラレル東京」が放映されています。
ドラマでは、テレビ局の報道スタジオを舞台に、マグニチュード7.3の首都直下型地震の発生から、日を追うごとに被害が拡大していく様子が映し出されています。
自分自身は、過去に大災害を経験した記憶が浮かび上がってきて、
途中何度もチャンネルを変えたり、
飲み物を口にしたりして、
意識を“今”に戻しながら、ドラマを見ていました。
しかしね、
NHKの今朝の番組の街頭インタビューでは、
「被害を減らすために、準備しとっても結局地震がこなければムダになるんやからしないわ」
とか、
「地震の備えにおカネを使うんだったら、遊びに使うわ」
とかね、
「あんな大きな地震がきたら、何をしてもダメなんだから」
と、おっしゃる人々が放映されました。
他人事、よそ事、ですな。
経験した人しか、わかりあえないことなのか?
だから、あえて、自分事として関心を持ってもらうためにキャンペーンをはっているんか?
「プラスチックワード」という言葉があります。
プラスチックワード
便利に使えるが、問題解決に結びつくヒントにはならず、わかったつもりになるだけの言葉
矢守克也・宮本匠[編] 現場でつくる減災学 より
災害時にはコミュニケーションが大事と、
「コミュニケーションの重要性」は、よく言われる言葉ですが、
簡単にプラスチックワードになってしまう言葉です。
コミュニケーションは、専門家から一般市民へ、または、行政から地域住民へと、
「あれやれ」「これやれ」と指示することではありません。
これだけで、「コミュニケーションの重要性」って言われたら、
それこそ、プラスチックワード的な使い方でしょうね。
難しく聞こえる専門的な情報をわかりやすい表現に変換して伝えることは、コミュニケーションのスタートですが、
その情報を前提にして、
災害発生時にいかにしていのちを守り、くらしを復旧させるか、
その具体的な方法を構築させるための双方向性のやりとりが、
コミュニケーションなのだと思います。
構築した方法が、災害時の混乱状況においても、
実現可能な方法なのかの双方向からの検証も必要で、
一度構築した後も、
定期的な見直しと改訂が必要な作業なのだと思います。
それは、個人の自宅においても必要なことで、
揺れの影響で、家具が転倒したり、ライフラインが途絶した時に、
黙ってじっとしている訳にはいかないでしょう?
身動きがとれなければ、叫び、救助を求めるはず。
だけど、他にも同様の被害が無数に発生しているので、
救助はいつ来るのか、来ないのか、わかりません。
だから、まず、今のうちにできることを備えておきましょうと、
ドラマは訴えています。
家具の転倒防止、最低でも3日分の水と非常食を確保しておく、など、
今、できることから始める。
このところ、毎日、震度3レベルの地震が日本で発生しています。
首都直下型地震ではなくとも、実際に発生しているのです。
明日にでも、震度7クラスの大地震がどこかで発生するかもわからない。
自分のいのちを自分で守る、
自分のいのちの責任は、自分で持つしかないのですから。
ここまで読んでいただきましてありがとうこざいます。
通勤時、時雨れることが多くなってきました。
カラダを雨雪で濡らさない、温かいものを飲食する、代謝を上げる、
養生を重ねてまいりましょう!(^^)!