miyaはんです!(^^)!
街の図書館から本を借りてきて、夢中で読んでいます。
池谷裕二さん・ヨシタケシンスケさん著 「モヤモヤそうだんクリニック」 NHK出版
小学生からの純粋な質問に、専門的な知識を根拠にわかりやすく説明するお二人の言葉に癒されています。
最もウケて、かつ、ためになったのは、
「ぼくの『やる気のスイッチ』はどこにあるんでしょう?」
という小学校4年生の方からの質問でした。
察するに、お父さんやお母さんから「ゲームばかりやってないで、はやくやる気スイッチを押しなさい」なんて言われたのでしょう。
確かに、50代後半のワタシも自分のやる気スイッチの場所がどこにあるのかわからない。
やる気スイッチの場所
- 脳のほぼ真ん中に位置する「淡蒼球」という部位
- 脳がリンゴの大きさならば、淡蒼球は種くらいの小ささ
- 淡蒼球が活発に働くと、やる気がみなぎる
- でも淡蒼球は単独で活性化することはできない
やる気スイッチをONにする方法
- カラダを動かす
- 変化で刺激する
- ごほうびを設定する
- なりたいイメージになりきる
カラダを動かす
やる気は出るまで待っているものではなく、行動を起こすことで迎えにいくものです。
確かにね。
まずは、とりかかることが大事。
動くことで、気持ちも乗ってくる…。
なんでも「めんどうくさ~」な更年期にも使える考え方やな。
変化で刺激する
いつもとちがう問題集をといてみたり、ベランダで暗記をしたりなどして、日常に「変化」をつけることでやる気に火が付きます
中国に「孟母三遷の教え」があります。
子どもの教育には環境を選ぶことが大事という故事です。
そういえば、ワタシもその日によって集中できる場所が違うことを思い出しました。
自分の研究室で時を忘れる日もあれば、広い会議室で一人集中する日もあるし、
高速バスの車内で論文を読み込んだ時もあります。
やる気スイッチを稼働させるには、ちょっとした環境の変化が必要なのですね。
ごほうびを設定する
脳のなかには「報酬系」と呼ばれる、快感と関係する神経回路があり、この報酬系が刺激されると「楽しい!」「気持ちいい!」「うれしい!」という感情が生まれ、やる気のスイッチがオンになります
ワタシはほとんどがこの報酬系を活用しています。
しかも、食欲系で。
なりたいイメージになりきる
感情や思考にかかわる前頭葉という部位を、成功時の強いイメージを持つことでだまして、淡蒼球のスイッチをオンにする
この方法は、スピリチュアル系のお話で聞いたことがあります。
でもね、50代の女性は、イメージ力が弱まっています。
だって、うまくいかないことも多々経験してきているし、人生1本道ではないことも知っているから。
一応やってみるけどね。
一通りの方法を試して、今のワタシに最も効果があるのは、
カラダを動かす方法と環境を変える方法でした!
最後まで読んで、ココロがあたたかくなるのは、
池田さんが丁寧に応えている言葉と、ヨシタケさんのイラストが真剣な小学生たちの様子を描いているからでしょう。
今日も一日、丁寧に、ご機嫌さんで!(^^)!