miyaはんです!(^^)!
まだ小学生の頃、お盆の時期に不思議な出来事がありました。
お盆(おぼん)とは、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事である。
仏教用語の「盂蘭盆会」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれる。盆とは文字どおり、本来は霊に対する供物を置く容器を意味するため、供物を供え祀られる精霊の呼称となり、盂蘭盆と混同されて習合したともいう説もある。
ウィキペディアより
夕食を終えて、夏祭りの打ち合わせで町内会の会合に出かけた父を迎えに行った時のことです。
外はもう真っ暗で、車も人通りもない道を一人で歩いていました。
自宅は、城下町にあり藩主の菩提寺が近所にある場所でした。
それでも住宅地です。
道の向こう側はお寺の石垣、こちら側は墓地です。
毎日歩きなれており、街灯もついているので怖い気はしなかった。
町内会の会合が長引いて、「先に帰っていなさい」と言われた小学生のワタシは、来た道を引き返して家に向かって歩いていました。
すると、すうっと目の前を赤い光が左から右に横切り、右上で暗闇にのまれるように消えたのです。
大きさは、野球ボールより少し大きいくらい。
でも完全な円形ではなくて、周囲はぼんやりしているけれど、中心は美しい赤い光で、尾をひきながらふんわりすうっと目の前を横切った。
そして、空中でなくなった。
最初は、目の錯覚かと思って、遠くに見える鉄塔の赤いランプかと思い込もうとしたけれど、やっぱり自分の前を横切る空気の動きもカラダで覚えており、追及する気もなくて一つの経験として記憶に残りました。
怪談めいた感覚もなくて、逆に少し近しい感覚があり、
なんというのか、
久しぶりに会った自分を心配してくれるヒト、
おじいさんとおばあさんの家に久しぶりで行った時の感覚、
みたいなものがありました。
お盆になると数年ごとに思い出します。
思い出す時の自分のココロのありようで、
懐かしかったり、不思議さだったり、
追及したかったりしてきました。
今年は、あの赤い光は、遠い昔のご先祖様が、暗い夜道を一人で歩く小学生の女の子を心配して現れたのだ、と考えています。
50年近く時間が経過したけれど、相変わらず女の子は一人で歩いていますし、今もきっとどこかでご先祖様たちが心配して見守っている気がしています。
いつか、ワタシもその世界に移動します。
その時まで、ご先祖様たちにあまり心配をかけずに、にこにこ笑ってゆったり生きたいと思います。
今年のお盆は、思い出とともにほっこりして感謝の手を合わせました。
さあ、今日もご機嫌さんでねっ!(^^)!