miyaはんです!(^^)!
予備校で講師をしています。
試験の結果を受けて、学生たちが涙を流すことがあります。
涙は、あふれる感情の現れで、コントロールしきれなくなっている状態と判断します。
なので、コントロール力を取り戻してもらうために、確認します。
「その涙の意味を教えてください」
冷たいようですが、言葉による説明を学生に求めます。
すると、
「〇〇先生に厳しいことを言われた」
「親にしかられた」
など、最初は、第三者をまきこんで、責任転嫁する内容の説明が続きますが、
徐々に、
「自分の準備が不足していたことが悔しい」
「自分の認識が甘かった」
と、自分自身に意識が向き始めます。
ここまで待って、ようやく、次にやるべき行動を確認します。
自分に向き合い、できない自分を受け入れ、目指す方向を確認し、新たな一歩を踏み出す。
試行錯誤をしながら、この過程を繰り返す毎日です。
育ってきた家庭環境も、学生の思考には影響しますが、
もともと、進学への強い動機付けがあって予備校に入学してきているので、
面談で確認することは、
「どうなりたくて、この学校に入学してきたんだっけ?」
「この先、必要な努力を続けていくのか、進路を変更するか?」の二つです。
学生と話しをしながら、学生の中に自分の姿も見つけ、
自分に話しかける気持ちで、確認の言葉をかけます。
あたたかい春は必ずやってくる。
だから、今日一日、あと少し、努力を続けてみよう。
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