miyaはんです。
金融庁が、人生100年時代と言われる、会社を定年退職した後の人生が延びるため、資産形成を促す報告書を発表しています。
95歳まで生きるには、夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算です。
どのような生活をするために2千万円が必要なのかしら。想像もつきません。
でも、いよいよきたか、という印象です。
公的年金制度に頼った生活設計だけでは資金不足に陥ると、国が公の場で言っています。
自分たちが年金をもらえるのは、いつなのだろう、という漠然とした疑問は持っていました。
まさか自分が生きているうちに公的年金制度の継続が怪しくなり、個人での資産形成を国から示されるとは。
そして、今さら個人で何とかしろ、と言われても。
昔からお金の計算は得意ではありませんでした。
年末調整の時に毎年確認しているなのに保険の種類もよくわからず、苦労しています。
ここから何ができるか、考えてみました。
- 節約
- 定期収入の継続
- 収入源を増やす
こんなことくらいしか、今は考えが浮かびません。
1.節約…今も十分にやっています。これ以上どうしろと?
節約生活に関心があり、節約ブログで研究したり雑誌の節約特集を真似しています。
食事は、
- 産直のお店を活用し旬のものつまり「安くて味が乗っているモノ」をいただく
- 調味料はホンモノを使って素材の味を最大に引き出す
- 食材は、その時食べたいものをこまめに購入し買いすぎない
- 冷蔵庫は常に整理整頓
光熱費は、
- 電化製品はプラグの抜き差しでON OFFする
- 夏はクーラーよりもクールジェルの活用
- 冬はファンヒーターとエアコンを時間帯で使い分け、重ね着と湯たんぽを使用する
その他
- 洗車は毎週土曜日自分で行う
- 給油はポイント3倍の日しか行かない
- 大きな買い物はしない
- 車検などの大きい出費は数年計画で積み立てる
書いていて、むなしくなってきました。
うーん、庶民の生活は厳しくなっているのか。
それでも、日常の中であまり切迫感はないのです。
我慢している感覚もなく、旬のものをいただき、温かいお風呂に浸かり、「あー今日も一日よく頑張ったなー。しあわせー」と大きく深呼吸して暮らしています。
こんな風に、残りの人生を過ごしていけたら最高だと思います。
2.定期収入を継続する
先日、終身雇用制度について財界人が発言した内容がニュースになりました。
国家資格を持つ専門職であっても、非常勤採用の方に「雇い止め」が発生しています。
常勤採用も業績不振を理由にいつ解雇されてもおかしくない時代です。
AIをはじめとする科学技術の発展により、窓口業務や管理業務に就く人間が必要とされなくなるとも言われています。
そのような情勢の中で、いかに自分の付加価値を高めて収入をできるだけ長く継続していくかが問われています。
miyaはんも、あと十数年は働くつもりですが、今の健康状態と気力を保ちつついつまで現役でいられるかな、と時々考えます。
車の運転、通勤時間、仕事の処理能力等々、課題は次々と発生してくるでしょう。
まだ、考えたくない気持ちが半分以上占めています。
「あまくだり」する方々は、こんな悩みはないのでしょうね。
miyaはんは、庶民なので、細々と収入を継続する方法を模索していきます。
3.収入源を増やす…その実際は。
数年前から、得意なテーマを持って各地で話をする機会を得ています。
話をする機会で得られる収入は、ほとんど交通費に消えるのですが、新しい出会いが次のお仕事につながることが多いです。
人との出会いは何よりも大事にしています。
話をするテーマは毎回似ているので、新しく知り合えた人と2回前に知り合えた人が知人だったり、そこでまた人脈が拡大して思わぬお仕事を紹介していただいてます。
収入源を増やすことを意識せずとも、出会いを大事にすることで人が人を呼び、お仕事もつれてくる、そういうサイクルが真実なのだと思います。
考えてみれば、どのようなお仕事も人と人との関わりで成立しています。
稟議書の向こうに見える上司の顔や、お給料明細書に重なる家族の笑顔、単なる数字や文字だけではない、さまざまな人との関わりで社会は動いているのですよね。
ちっぽけな自分がこうしてお仕事をさせていただいている、どこかで誰かに迷惑をかけながら毎日仕事をしている、そんなことに感謝を持ちながら、お仕事で関わる方に向き合いたいと思います。
金融庁が報告する「95歳2000万円」のイメージには、ほど遠い現実です。
でも、もともと自分の暮らしは自分で創りあげていこうと思っています。
でも、湧き上がる不安をなだめながら、日々の暮らしの中で満足する自分を見つけ、周囲に感謝してこれからも生き続ける50代です。
自分の人生ですもの。
自分が満足することが大事ですよね。
今日をふりかえりながら、汗を流して冷えたワインをいただきましょう。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
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皆さまにとって心善き日が続きますように!(^^)!