miyaはんです。
世間では、「老後の蓄え2000万円報告書」で落ち着きませんね。
日本の終身雇用制度と年金制度には、
以前から崩壊のきざしが見えていました。
就職してすぐに先輩から
「あんたたちは年金がもらえるかどうかわからんよ」と言われ、
でも一方で、「国民の義務である年金払込みをしない若者」が
社会的に問題となっておりました。
まもなく、年金支給開始年齢が引き上げられ、
定年後再雇用制度を利用する方が増えました。
miyaはんは、40代に入った頃から
(世間的にいわゆる“安定した職業”と言われている)
自分の仕事のあり方に少しずつ疑問を持ちはじめ、
「大組織の一つの歯車のような生き方もいいが、人生の後半は自分の足で歩いてみたい」
という思いが強くなり、40代で3回ほど思い悩み
決断をしたのが、50歳です。
もうこれ以上考える時間も残されていない、という思いと、
いくら考えても行動してみなければ、何にもならないことがわかったからです。
専門職ではありましたが、
仕事の経験しかない自分が一人で生きてゆくためには、
思考力と人脈のブラッシュアップが必要でした。
1.考える力を身につける ✿ 大学院に挑戦
自分の足で人生を歩いていくためには、まず考える力が必要です。
考えて判断して選択して行動してみて、
はじめて自分の人生を創ることになるからです。☆☆
大きな組織にいると考えなくとも日々は進んでいきます。
しかし、会議や組織の行事で時間が奪われる。
時間に追われて、感情的になったり乱暴に扱ったりしてしまう。
さらに、理不尽な要求にきちんと反論できず悔しい思いをしながら、
また同じ要求が繰り返され次第に無反応になっていきます。
思考停止の人間が出来上がってしまう。(-_-;)
思考停止に片足を入れ込んでしまい、あわてて抜け出そうともがきました。
思考力をつけるために進学を選択しました。
合格するか否かは殆ど考えず、受験票を手にしてから
「たいそうなことをしでかしてしまったー」
と、青ざめたものです。
でも、自分の存在価値を他人の評価に委ねたくはなかった。
「優しくて、安定した職業の○○さんのオクサン」のまま
人生を終わりたくなかった。
安定した仕事を辞めて、退職金とアルバイトで学費と生活費をまかないながら、
一人で歩き始めました。
院生としての日々は、別記事に掲載する予定です。
今は、進学の決断をした自分を誇りに思います。
少なくとも、安定した大組織にいる頃の自分よりは、
無駄なことと自分に必要なことの区別がついて、
無駄なことを避けることができるようになりました。!(^^)!
2.新しい世界で生きる ✿ 転職
50代でも、転職は十分可能です。
まさか、自分の人生で転職するとは思ってもいませんでしたが、
既に3年目です。
大学院の学びが、考えてもいなかった世界の扉を開いて、
次の職場を呼んできました。
学びを求める人々を支援するお仕事です。
過去の自分を応援するように、向き合っています。
以前以上の忙しさですが、思考もフル活動(これが気持ち良い)で
次々と形にしていける喜びがあります。
自分の実績となる手ごたえ感が人生の満足度につながっています。
前職での経験を活用する機会も少なくないので、
「過去の経験全てが今に役立っているなー」と感じています。
収入は、以前のお仕事よりもダウンしましたが将来的に増収の可能性は、
自分の努力次第で望むことができます。
新しい人間関係も新鮮で、新しい自分も発見する毎日です。
世の中では、500万人がリストラ予備軍とされ、中高年と言われる40~50代の300万人が転職する時代が到来したと言われています。
自分の価値は自分で決める。
自分を信じる品位を保つ。
そのために新しい職場を選択しました。
3.そして新たなチャレンジ ✿ 研究とブログと
大学院は後期課程に進みました。
自分の研究を何とか世の中に送り出したかったからです。
困っている誰かの役に立つ研究を頑張っています。
そして、このブログです。
自分にできる何かを発信したくて、始めて、まもなく50記事となります。
毎日試行錯誤で、更新は続いているものの、
まだまだ改善の余地があり、
自分もブログも成長が楽しみです。
同じように50代でブログを運営されている皆さまの記事を拝見しながら、
勉強させていただいています。
60代、70代になった時に、自分のブログを読んで、
「若気のいたりで、こんなことよく書いてーっ」と
言ってみたいです。
淡々と、粛々と毎日更新を続けます。(一応今の意気込み(-_-;))
人生の質は自分で向上させるもの。
行動しなければ何も見えませんし、始まりません。
今日は何にチャレンジしましたか?
明日は何にとりくみましょうか。
人生は、トライ&エラーです。
今日できたこと、一つずつに感謝しながら自分の成長を実感していきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
梅雨の晴れ間をさわやかにすごしたいですね(#^.^#)