miyaはんです。
遠方から友人が帰省したので、温泉に1泊で行ってきました。
約40分のドライブで、山の中の老舗旅館に到着。
フロントにあるパンフレットで温泉の由来を読みます。
奈良時代、高僧・行基が東北地方行脚の際に 、渓流の響きとともに聞こえてきた仏法僧の鳴き声に誘われて森の斜面に降り立ち、湧き立つ白 い湯気を発見。その効能と湯浴みの仕方を広く人々に伝えたとされる
鎌倉 時代、源頼朝が藤原氏討伐の際に、傷ついた鷹が温泉につかり元気に飛び立つ姿を見て温泉を確 かめたとされる説
いずれにしても、この温泉は“美女づくりの湯”として有名です。
行ってきました!(^^)!
1.湯にいやされる
泉質と効能は、
- ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 血管をひろげて、血液の流れをよくするので、高血圧症や動脈硬化によい
- 石膏泉 鎮静効果がある 硫酸カルシウムが腸や胃などから吸収されると、新陳代謝がよくなる 便秘や肥満によい
露天風呂も含めて、3ヵ所で源泉かけ流しの湯が楽しめます。
確かに、お湯に浸かって数分後には、頭や顔から汗が吹き出し、
止まらなくなりました。
半身浴をくりかえしながら、30分ほどの“湯治”でした。
浴室から出て脱衣所でも汗が流れます。
備え付けの冷水器でお水を2杯いただき、浴衣のまま
縁側で夕方の風に吹かれて、熱を冷ましました。
足の指先まで、じんじんとした血流を感じることができて、
ほんとに気持ちがよかった!(^^)!
気分的にも解放されて、「毎日頑張ってきてよかったねー」と
お互いに褒め合いました。
この温泉宿は、バスタオルが使い放題なので、私たちのような
汗が止まらなくなる年代にはありがたいサービスです。
汗がおさまった後のお肌は、しっとりきめ細やかで、
2.ワインにいやされる
食事は、アルコールをいただきながらのディナービュッフェスタイル。
友人は白ワイン、miyaはんは白のスパークリングワインを選びました。
食べたいお料理を少しずつ
- チーズ数種類
- お魚のマリネ
- 地野菜のピクルス
- 山菜のお浸し
- 手作りスモークハム
- 地元牛肉のステーキ
- 冷たいお蕎麦
- 手作りシフォンケーキ
ほかにも、一口サイズの揚げ出し豆腐など
ちょこちょことお皿にとり分けては、話をしながらいただき、
またワインを飲み、と、豊かな時間を過ごしました。
ワインは、グラスに10杯はいただいたと思います。
お食事に合うさらりとした口当たりの良い白でした。
3.おしゃべりにいやされる
50代の女性ふたり。
シンとなるはずがありません。
家族 (特に夫のこと)、職場、共通の友人の近況など、話は尽きず
湯に浸かっている間も、髪を乾かしている時も、
廊下を歩いている間も、ずーっと口は動いており、
食事の間でさえも、一人がもぐもぐしている時に、
もう片方が話をしているという状況です。
共感できる部分と、生き方が多少異なる部分と、気持ちも寄り添ったり
少し離れたりしながら、ずっと話をしていました。
友人は、子育ても終わり、お姑さんの介護をしながら仕事を続けています。
ご主人にも栄養を考えた食事を毎日きちんとつくり、
「良妻賢母」を地でいく人です。
立派だなーと尊敬しますが、自分にはできないことも分かっているので、
おしゃべりは、友人の生き方を見つつ自分の道を再確認する時間です。
食事を終えて、お部屋に戻ってからも話は続き、
miyaはんが最初に寝落ちしました。ZZZ…。
翌朝は5時に目覚めて、露天風呂へ。
朝のひんやりした空気を深呼吸しながら、温かい湯に浸かります。
また汗が流れて、昨日のアルコールもすっかり抜けました!(^^)!
ひきたて豆のコーヒーでしゃきっと覚醒し、
朝食は、和食のビュッフェでごはんとお味噌汁をいただきました。
- 温泉たまご
- 青菜の煮びたし
- ナスの揚げ出し
- 湯豆腐
- 地野菜のお漬物
朝からお腹いっぱいになりました(-_-;)
11時のチェックアウトまでゆっくり過ごして、
ドライブ途中で見つけた道の駅にたちより、お土産を購入して
友人を空港まで送りました。
1年に1回、友人とこんな風に過ごす時間を持っています。
ぜいたくで幸せな時間です。
「また、来ようねー。来られるように身体大事にしようねー」と言って
別れました。
こんな時間を持つためにも、日々の養生を心がけていこうと思います。