miyaはんです。
世の中では、「手足口病」が大流行しているようですね。
子どもたちだけではなく、オトナも感染してしかも重症化しているらしいです。
【手足口病】
ウィルス性疾患です。
原因となるウィルスは、①コクサッキーウィルス ②エンテロウィルスです。
患者は、5歳未満の小児が80%を占めます。
しかし、今年はオトナの感染者も増加しているようですね。
症状
- 水泡性の発疹 (口の中、手のひら、足の甲、足のうら、最近はお尻にも!)
- 発熱 (3日間)
- 手足の爪がはがれる (1~2ヵ月後)
- 口内炎
オトナも同様に発疹がでます。
足の裏にもできるので、痛みで歩けなかったり、口内炎で食事や水分が摂れず
脱水症状を起こすなど、子どもより症状が強めに出るようですね。
潜伏期間は3~6日間。
接触感染と飛沫感染なので、手足口病にかかったヒトと接触したり
手足口病のヒトのくしゃみや咳にさらされると感染します。
オトナの場合、まるでインフルエンザにかかったかのような全身倦怠感、
関節痛、筋肉痛があるそうです。
インフルエンザもウィルスですから、似たような症状になるのですね。
しかも、一度かかったからといって安心できず、何度も感染しては
発疹が出るという、夏に要注意の病気です。
重症化すると「髄膜炎」とか「脳炎」、「心筋炎」なるおそろしい病気を
引き起こす、あなどれないウィルスです。
治療と対処
手足口病の特別な治療法はありません。
ただただ自分の免疫力を上げて、ウィルスの活動が終息するのを待ちます。
口内炎がひどい時には、口内炎用の軟膏が処方されます。
また食べられない時には点滴も考えられますね。
自分で食べやすく飲み込みやすい食事を選ぶことが必要です。
例えば…
- ヨーグルトやプリン
- 冷たいスープ
- やわらかく炊いた野菜、バナナ
- お豆腐やこんにゃく
- 冷ましたおかゆ、柔らかいパン、麺類
- 薄味のお魚やお肉 など
逆に口の中に刺激となるので避けた方がよい食べ物は…
- 香辛料の強いメニュー (カレー・辛い汁物・麻婆豆腐など)
- 熱い食べ物 (アツアツの麺・炊き立てのご飯・熱いお味噌汁など)
- 硬い食べ物 (リンゴや梨・かりんとうやおせんべいなど)
- 酸味の強い食べ物 (レモンやオレンジ・酢の物など)
水分も炭酸ではなく、お水や白湯、麦茶、ほうじ茶などがいいですね。
感染予防には?
くしゃみや咳の飛沫を吸い込むことによる「飛沫感染」は、マスク着用と
うがいで予防できます。
混み合った電車や人混みにいく際には、十分気を付けましょう。
また、子ども同士のおもちゃの貸し借りやヒトの手が触れる場所
(ドアノブや手すりなど)に手が触れることで感染する「接触感染」は、
手洗いうがい励行で予防できます。
洗浄剤を使い、流水下でしっかり手を洗い、ウィルスを流しましょう。
また、これは要注意ですが、回復後も口から1~2週間、便から2~4週間にわたりウィルスが排泄されます。
本人も注意ですが、周囲のヒトもたとえばおむつ交換などの機会にウィルスを
もらわないように、気を付けましょう。
いつも、どんな時にも、手洗いとうがいは大事ですねー。
miyaはんは、塩をぬるいお湯に溶かして、「鼻うがい」をしています。
うがいの後は、鼻もしっかりかんでスッキリです。
梅雨と台風で天気はすっきりしませんが、
日々、健康で元気にまいりましょう!(^^)!