健康

50歳代からの。

miyaはんです!(^^)!

 

久しぶりに、貝原益軒の「養生訓」を読み直しています。

養生訓 (中公文庫) Kindle版      貝原益軒(著) 松田道雄(翻訳)

 

分かりやすい翻訳なので、どんどん読めてしまうのですが、

お気に入りの部分を、繰り返し何度も目を通して、

ノートに書き出したり、記憶させています。

 

「人生は五十からだよー」という項目が、今の一番のお気に入りです。

 

人生は五十

人生は五十にならないと、血気がまだ安定しないで、知恵もまだ開けない。

古今にうとく、社会の変化にもまだなれていない。

言うことに間違いが多く、行いに悔いを残すことが多い。

人生の道理も楽しみも知らない。…中略

こういうわけだから、養生の術を行って、何とでもして年を保って五十歳をこえ、できればもっと長生きし、六十以上の寿の世界に入っていくことだ。…中略

ただ、気があらく、欲をほしいままにしてがまんせず、慎みのない人は、長生きすることができない。

中公文庫 「養生訓」より引用

 

この部分を読むと、50歳代になってから、

大学院で学びなおしをして、転職を選択した自分の人生に、

少しだけ、自信を持てます。

 

そして、健康は、やっぱり大事で、心身を健やかに保つために、

日々を大事に丁寧に過ごそうと、ココロに落とし込みます。

 

だけど、引用部分の最後にあるように、

健康を手に入れるには、

「慎み深く」過ごさなければならない、のです。

 

最近のワタシは、(コロナのせいにしていますが、)

喜怒哀楽が激しくて、

特に、落ち込んだり、悲観的になる傾向が強かった。

 

「更年期だからだよー」と、

慰めてくれる方も(慰めになっているのか?)いるのですが、

すぐに、「自分はダメな人間」と思えてしまう傾向を、

なんとかしたいと思っていました。

 

貝原益軒のように85歳まで生きたいとか、

センテナリアンを目指したいとか、

長生きへの願望は、強くはないのですが、

日々、自分らしく、人生を楽しみながら、

いのちを終えるその日まで、

成長を続けたい、と、願っています。

 

60歳代以上の、「寿の世界」がどんな世界なのか、

想像できませんが、

とにかく、「人生は、50からだよっ、楽しんでいこうよ」と、

貝原益軒は、言っています。

 

「欲」をコントロールする方法を、

「慎み」を身につける方法を、

学び、実践していきたいと思います。

 

 

今日も一日、ご機嫌さんでー(*’▽’)

 

 

 

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ABOUT ME
miyaはん
日本在住の50代女性です。 50歳の誕生日に思い立ち、大学院で学びはじめました。研究にとりくむ傍ら、予備校の講師として仕事する毎日です。これからの人生の輝きを保つための心身の健康づくりをテーマに書いていきます。